Vintage Coleman
Maintenance


We will maintain your important lantern&stove by V.F


日頃、Colemanについて考えていることなどを思うがまま書いていきます。

Camp Season Start
 
 だいぶ暖かくなってきました。いよいよ本格的にキャンプシーズンが始まります。一緒に連れて行くキャンプツールの状態はどうですか?
 楽しいキャンプで自慢のコールマンの調子が悪いということのないように、事前に動作確認をしてあげてください。予備のジェネレーターやマントルもお忘れなく。
↑外見がきれいでもバラしてみるとこんな状態になっていることが多々あります。

・ポンプカップもつるつるで交換時期のようです。
・チェックバルブは汚れで固着していました。
・ステムの先もまんまるくなってしまっています。
・バネは縮んだまま伸びません。全く機能していない状態です。
バルブがガチガチで動きません。先も丸まっています。



バネが縮んだまま伸びません。
空気を取り込むべき穴も詰まっています。









燃料を吸い上げるチューブの穴も見事に詰まっています。
ニードルも固着して動きません。






 うまく燃焼しない、「シュー」と音はするが燃料が出てこない、ポンプノブの穴からエアーが漏れる等不具合がありましたらオーバーホールをお勧めします。
中身もきれいにしてあげて元気良くフィールドで明かりを灯してあげてください。

CANADA COLEMAN

 "CANADA COLEMAN"をご存知でしょうか?
 CANADA COLEMANにはUSとは一味違うアイテムが存在します。特に渋いのはCANADA200とUS200Aの違いです。US200Aに比べ、CANADA200はあまり数がありませんので知らない方も大勢いらっしゃると思います。一見同じ赤ランタンに見えますが異なる点が多数あります。いくつ見つけることができるでしょう?

一番分かりやすいのはカラーです。
かわいい丸フォントです。


バルブプレートの文字も
かわいい丸フォントです。
もちろん一番下には
Made in Canadaの文字が。
"OIL"の文字も一回り小さいですね。 カラーに隠れた部分にも違いがあります。
200Aとの違い、わかりますか?
 まだまだ驚くほどたくさんの違いが隠されています。
 CANADA200とUS200Aを並べて、ボールナットからタンク裏までじっくり比べてみるのも楽しいですよ。

かわいい背高ベンチレーター

200系のベンチレーターには2種類あるのはご存知でしょうか?
「History」のページにも書かせていただきましたが、1963年後半からベンチレーターが低いものに変更されました。1963年前半までの背高ベンチレーターの200系を「前期型」、1963年後半からの低いベンチレーターの200Aを「後期型」と区別します。
下画像でも分かるようにランタン自体の高さも変わっています。
 実はこの前期型の背高ベンチレーター、なかなかかわいいのです。ランタンにもよりますが、後期型に比べ朱色がかった物が多く、明らかに後期型とは違います。ちょっと大き目の朱色の帽子をかぶっていると言った方がいいでしょうか。触ってみるとほんの少しですが、後期型よりもホウロウ加工が厚い感じがして手触りがいいのです。


←左が前期型の背高ベンチレーター

 ランタン自体の高さも微妙に違っています。
 全体的に朱色がかっているものが多く見られます。

 背高ベンチレーターをかぶっているのは、
 「200」「クリスマス」「イエローデカール」
 「バーガンディー」「赤枠の一部」になります。

 「前期」だけあり後期型よりも古く、チップのないものは非常に少ないですが、後期型の隣にかわいい帽子をかぶったちょっと背の高い前期型を飾っておくのも絵になります。前期型と後期型の違いが分かると「ツウ」になった気分になれますね。

Birthday Lantern
 
「History of "The Red"」のページにも書かせていただいたように200A(通称赤ランタン)の歴史は長く、自分の誕生年月と同じ製造年月のランタンがあります。通称"Birthday Lantern"です。
 とは言うものの、実は今まで何百台と赤ランタンを直してきましたが良く見る製造年月と全く見たことの無い製造年月があるのです。
 残念ながらColeman社から正式な製造年月と製造台数が書かれたものは公表させていないようですので断定はできませんが、私の経験やwebでの情報からすると製造されていない年月のランタンもあるようなのです。
 つまり、自分の誕生年月と一緒の"Birthday Lantern"を探し続けても、永遠に見つからない可能性があると言うことです。
 
 なかなか"Birthday Lantern"を見つけられない場合は、とりあえず自分の誕生年と同じ"同級生Lantern"を探してみてはいかがでしょうか? "同級生Lantern"なら見つかる可能性がグンと高くなります。
 まずは"同級生Lantern"を使いながら、誕生月も同じ"Birthday Lantern"を気長に探してみるも良いと思います。
 ちなみに私の誕生年月の200Aは幸いにも存在しました。それでも最初の1台を見つけるまで3年かかりました…(今では実用機からコレクタブルコンディションまで計4台持っています)
 自分の"Birthday Lantern"が見つからない場合は、奥様の"Birthday Lantern"や愛車の"Birthday Lantern"を探しながら気長に待つもの楽しいと思いますよ。

 
便利アイテム
 
さあ、いよいよ春を感じる季節となってきました。そう、本格的なキャンプシーズンの到来です! みなさん、キャンプの準備はOKですか?
 今回書かせていただくのは「ツウ」のアイテム「LPガスランタン」についてです。赤ランタン(200A)が大好きな私ですが、実は'60〜'70年代のMODEL#5120や5122などの「LPガスランタン」も大好きです。その訳は… ビンテージの雰囲気を損なうことなく簡単に火を灯せるからです。200Aなどのビンテージコールマンにはポンピングが欠かせません。燃料を入れて点火してはみたものの火達磨に・・・ 炎が安定しない…など。特に日没あたりにキャンプ場に着いた時はちょっと焦るものです。
 しかし、LPガスランタンはポンピング不要! バルブを開いて即点火。ガスの供給も安定しているので火達磨になったり、炎が不安定になったりすることがほとんどありません。頼れるアイテムなのです。
 私はまず、MODEL#5120のLPガスランタンを簡単に点火して辺りを照らし、時間的・精神的に余裕を持って200A等のホワイトガソリンランタンを灯すようにしています。せっかく200Aも慌てて点火するようではかっこ悪いですからね。
 LPガスランタンを国産ガス仕様にしてあれば、イワタニのカセットジュニアがそのまま使えます。ホワイトガソリンにはない快適さです。さらにツウアイテムの「点火イグナイター」を付けてあげれば、ベンチレーターやグローブを外さずに素早く簡単に点火できます。(バルブを開く→イグナイターで火花を飛ばす→一発点火!)一回使うと手放せなくなるアイテムです。
 

       
タンク部分がちょっとオデブちゃんでかわいいです。
200Aと違い、圧倒的に絶対数が少ないので貴重なランタンでもあります。
点火イグナイターで一発点火の快適仕様です。



LPガスランタンにはいろいろな色があります。
どれもかわいいカラーリングです。

 みなさんも「ツウ」なアイテム、ちょっとオデブちゃんのかわいいLPガスランタンを使ってみてはいかがですか? キャンプ場で一目置かれること間違い無しです!


メンテナンスの勧め

  みなさんの大切なColeman、元気ですか? メンテナンスしてあげていますか?
 「メンテナンス(お手入れ)」とは日頃使っている物の程度を落とさず、常に最高のレスポンスを得るための作業です。
 一方、「修理」は問題が発生した後、問題解決のために対処する作業です。
 車で言うと「メンテナンス」は定期点検、「修理」が故障後・事故後の対策という感じでしょうか。
 ランタンやストーブでいう「問題発生」というのは、「火がつかない」程度であればいいのですが、「火が消えない」「火達磨になる」「火傷をしてしまった」などということです。ですので私は「修理」ではなく、「メンテナンス」をお勧めするのです。
 せっかくの楽しい家族でのキャンプ、友達とのキャンプで自慢のVintageColemanが元で問題が発生し苦い思い出になってしまう前に…
 大切なColemanのメンテナンスをしてあげてください。きっと喜ぶと思いますよ。